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甑島武家屋敷の入り口

古代米手造り
 甑島武家屋敷道


2002.4.18 木曜日

今日は赤坂プリンスで吟醸酒の会があります。
1時半に着き、受け付けして、各蔵へ・・・今年は、日本酒にも 力を注ぎたいと 思うので 気合が入る。
どの蔵も ひじょうに 熱心だ。僕の店のような小さい所も丁寧に お相手くださると 嬉しくなってしまう。
蔵元さまとの取り付けをして次回訪問することに!!

手造りで小さな蔵を探しますが、焼酎の蔵とは違って日本酒の蔵は大きい蔵が多いです。昼から酔い3時まで飲み続けて味が判らなくなり、切り上げて 辰己に!!


2002.4.17 水曜日

鹿児島発11:10,一路、羽田空港に向けて、 出発。
午後2時に辰己に付き、一日中、片付けに追われ大変。

実は、先週から、身体によい食材をと、自然食品の 扱いを始めた。
ジャパン・アグリカルチャー・ コミュニティ株式会社の扱う商品だ。ホームページでは 農天気ネットワークと、名うって広報している。 ここの商品が 水曜日に 配達されるのでこれも 忙しさに 拍車をかける。
食べてみると 安心のほかに 美味しさは いうまでも無い。
当初は、牛乳、お豆腐など 売れ筋のものを ならべるが、ひじょうに多くの種類を 扱えるのでご注文にも 対応できる。ご期待ください。

農天気ネットワーク, ホームページhttp://www.jacx.co.jp 


2002.4.16 火曜日

6時半起床、社長の奥様が朝食の支度を。今日は一番で甑島に渡る予定です。
朝から天気予報があまり良くない、欠航になるかも?
社長と欠航したら、焼き物の窯元へ行こうと約束し串木野港へ。

通常運行になっておりますと聞き、ほっとするやら、この嵐状態で大丈夫かと心配になるやら。
片道フェリーで5時間、高速船シーホークで2時間半、の二通りの 行き方がある。
短い時間の シーホークに乗り込み、吉永酒造へ電話。
奥様が出られ港までお迎えに行きます!!と、おっしゃっていただき、嬉しい限りでした。
船が出航し、アナウンス”高速船シーホークをご利用頂き有難う御座います、上甑島、里港まで1時間、中甑島・・・下甑島、長浜港10時頃の予定です・・・ ”快適な船旅をお過ごしください”・・・
湾を出ると凄い波、1階と3階を上ったり下りたりしてみる。体は浮くし、気分は悪くなるし、遠くを見て気分を変え、横になり、寝ても容赦なく、体は浮く。
”アナウンスの声が思い出される・・・”快適な船旅を”・・・・
その内、吐き気、洗面台に直行。里港でホット一息もつかの間港を出発、容赦なく凄い波・・・
長浜港に着いた頃はグッタリやっとのおもいで船を下りると、吉永酒造社長さまが声を掛けてくれました。
体を労ってくださり、まずは蔵へ港から30.40分走り武家屋敷の群落。その中央に蔵が、佇んでいました。
中に入ると直ぐに蒸留器、この蒸留器は規格寸法は村尾酒造、M酒造と全く同じように、みえます。
この寸法が旨さの秘訣だろうか。味の違いのポイントは、その地域の地下水と地域の芋、それに麹と酵母で各蔵の特徴が出ているんですね。

”吉永酒造さま”の銘柄は、人気の”亀五郎”と”五郎”そしてほかに
龍宮の里、乙姫、甑州、等があります。

亀五郎の味は、この蔵特有の芋の旨みと渋み、お湯割りするとまろやかなに変化し甑焼酎の味わいが有ります。
五郎の味は、芋の香りが強く素朴な味わいに甑焼酎を感じます。”亀五郎”と”五郎”は人気が有り、昨年の8月に朝日新聞に幻の蔵と紹介されて以来、中々手に入り難い甑焼酎となりました。
今年は深層水で造る新焼酎を挑戦期待してください、とのことです。
帰りは社長の奥様にお粥と梅干をそして酔い止め薬を頂き、船底で熟睡、港に戻り白石酒造さまへ。
事務所で黒天狗の暖簾を頂き、失礼しました。またまた、感謝!!

2002.4.15 月曜日

朝5時半に起床、鹿児島に向けて、一路羽田へ。
今回は特割チヶットを利用する。なんと片道¥9500。
馴染みのレンタカーで割引にナビを付けて 2日間利用 プラス¥12000,しかも1ランク上の車快適です。 なにせ 僕一人で 運転手、営業マン、だから 忙しい。

鹿児島空港に着く。ほぼ、定刻どおりだ。目指すは 、先ずはM蔵へ残念ながら留守。
お隣のご主人とヤマメや竹の子取りの話し、目の前が清流でヤマメがいます。 釣りずきには ほって置けない場所だ。そこへM蔵の社長が声を掛けてくれました。 タイミングよく 帰ってこられた。部屋で釣りの話しに、花が咲く。
今度一緒につりをという言う事で!!M蔵を後にする。
 M蔵の社長さん、翌日うかがう ”亀五郎”の吉永酒造場さんへ お口添えの電話をかけて置いてくださる。私のしらぬまに!! お心使いを,吉永酒造場さんでお聞きして 嬉しくなる。

次の蔵、”伊佐美”銘柄の甲斐商店へ。今日は社長と芋の話になる。
 ”最近大手は冷凍芋が主流とのことです。今の冷凍芋は最盛期の良い芋を蒸かしカットしてあるので手間が掛からないので大手で大量に生産するのに最適だそうです。
しかし朝、芋掘り処理して仕込み終わるのが、美味しい秘訣とか。
後は水、麹造りが味の決め手だそうです!!”
お土産の 伊佐美ゼリーを手に 甲斐さんに感謝しつつ 村尾さんへ。

”村尾酒造”はタンクの入れ替えと補修で休業中でした。
社長みずからホークリフト動かし、ペンキを塗り修理してます。
片付けの最中で、5年前の鹿児島大地震を思い出したと、その時の話をしてくれました。

『急に曇り雷と共に地震が来た、ピシ、ピシと不気味な音、蔵にヒビが入りやられたと 肝を冷やされたが、被害は空のビン一本の壊れととヒビだけでした。
他の蔵では樫ダルが落ちて割れ、タンクにヒビと被害が多い様でした。』とのこと。

それから”白石酒造”へ。社長と食事プラス温泉に行き、裸のお付き合い。
社長ご自宅の広いすてきなリビングで“黒吉”、”栗東”、”天狗桜”、”紅椿”、等並べて、焼酎談義。テレビ取材のビデオと、黒吉の製造工程のビデオを見せて頂きました。黒吉はすべてが手造りなのですね。
納得しながら黒吉を味わいました。旨いです〜よ〜・・・酔いつぶれて、10時頃寝室へ。ここでびっくり。酔いが醒めるほど一部屋一部屋が広いです。
我が家と大違い!! 白石様に感謝しつつ夢の中に。


2002.4.14 
日曜日

先日、蔵元様に訪問手紙を書こうとしている内に、飲んで眠くなり、結果電話で行きますコールをしています。
仕事が終わり次第、支度も確認!!



2002.4.12 金曜日
 ※4月15日16日月曜日、火曜日鹿児島の甑島に行きます。
※地酒の辰己はお休みさせて頂きます。 ご不便掛けて申し訳御座いません。
美味しいお酒を求め各地に行きたいと今年は日本酒ですが、もう少し焼酎を安定させたいと・・・
蔵元さまの地域、また 材料に造り等教えて頂き、蔵元さまとお客様が繋がるお話をと、所在解ればお酒も美味しくなると思います。
蔵元さまに訪問の挨拶を書かなくてはと、思いつつ船の時間表を見ています。先日蔵元さまより頂いた”九代目”芋焼酎地元で良く売れている焼酎です、芋の香りが強くガッツ〜ンと来る感じ、芋焼酎を飲みなれたら、虜になると思いますね。



2002.4.7 月曜日

倉庫の整理と棚造りをしています、蔵元さま直接取り引きをしている為、在庫が多く整理をしなくては、開発ができない為、頑張って直しています。  この後の一杯を思い浮かべながら・・・・・
長野の翠露のうすにごりを濃厚で味わいの強いお酒、チョットした渋さに、感激の旨さ、豚の角煮をおつまみに、負けないお酒です・・・・・と言いながら奥から芋焼酎の”五ッ星仲右衛門30度”しっかりした味わいに思わず、旨〜い・・・



2002.4.1 月曜日

今日は定休日、税務署に提出するお酒の報告書を
作成してます。
昨年に比べるとお酒の酒類が物凄く増えて、棚卸も大変でした、それを種類別にして、リッター数に直して作ります。
間違え無い様、お酒は、書類ができてから、飲むことに!!
4月に桜が咲いていないのは不思議な感じがしますが、葉桜で何を飲もうか???
氷が無いので、豊永蔵の観無量をこれは常温で味が出てくると思います、ロックは口当りが良い!!この球磨(米)焼酎は日本酒の吟醸用酵母を使用して、香りを豊かに熊本でも中々買えない焼酎です。お米は自然農耕の契約農家でオーガニック認定です。よく新聞に出たり、食の本にかならず載っている人気の球磨焼酎です、造りはすべて手造りで、今では珍しい蔵です。


甑焼酎亀五郎

串木野港にて、高速船シーホーク

吟醸香の
観無量
   吉永酒造の蔵の入り口

 無濾過うすにごり